
まずは背景:全国転勤から、地元に根を張る決意
ご相談者は20代後半・匿名。
前職は医療×フィールドセールス(正社員)で、全国転勤のある働き方でした。
「結婚を機に地方に定住したい」「できれば有形商材にこだわりたい」という希望に加え、
学生時代からのスポーツ経験を活かしたいという想いも。
年収は300万円台後半で、転職後は400万円台前半を狙う方針でスタートしました。
つまずき:地方は求人が少なく、年収も下がりやすい
地方転職は選択肢が都市部より少ないうえ、同職種での年収が下がる傾向があります。
さらに「有形商材のみ」という条件を厳密に当てはめると、応募できる求人は一気に狭まります。
そこで私たちは、希望条件を崩さずに“解釈の幅”を持たせることにしました。
具体的には、“目に見える価値提供”を有形の代替概念として捉え、
人材×アスリート支援の領域を候補に追加。
スポーツ経験を活かした価値創出が“見える成果”になり得ると仮説を立てました。
一緒にやったこと(3つ)
[1] スポーツ経験のビジネス翻訳
「勝ち筋の設計」「再現性のある習慣化」「逆境下での修正力」など、競技で培った力を営業→キャリア支援の文脈に言い換え。面接では結論→根拠→試合/営業の事例の順で語る練習を重ね、“人を支える仕事で成果を出せる根拠”を明確化しました。
[2] キャリアパスの可視化
RA/CA両面→業界特化→拠点リードと、3年スパンの成長ストーリーを作成。初年度は母集団形成/面談数の最大化、2年目は決定率×継続率の改善、3年目にアスリート領域の専門性確立というロードマップで、“入社後の活躍イメージ”を採用側に提示しました。
[3] 面接は明るく・短く・前向きに
地方定住の理由は生活と貢献のバランスに絞り、「地域×スポーツ×雇用」の文脈でポジティブに説明。過去の転勤歴は「適応力の証拠」として扱い、声のトーン・表情・姿勢までチェックリスト化して“明るさ”を伝達する練習を実施しました。
結果:RA/CA両面に内定。好きと得意が一致
内定職種:人材業界(RA/CAの両面)
年収:400万円台前半
働き方:希望の勤務地で定住、アスリートを対象にした支援に従事
スピード:初回面談から2ヶ月以内で内定
有形商材へのこだわりは、“成果が見える支援”という定義に言い換え。
スポーツ経験を起点に、
候補者の目標設定→行動設計→結果の見える化までを一貫して伴走できる点が評価されました。
本人コメント
「“地方×スポーツ×仕事”が一つに繋がりました。成果が目に見える有形に近い手触りを、人の成長で実感できています。面接では明るさと具体例を意識するだけで、反応が全然違いました。」
同じ悩みを抱える方へ
・条件は“捨てる”のではなく“言い換える”
有形→成果が可視化される仕事など、意味合いの軸を守ると選択肢が広がります。
・地方転職は“順序”が鍵
定住>領域(スポーツ)>職種/商材のように優先度を明確に。
・スポーツ経験は強力な資産
目標、継続、修正の3点を仕事のKPIに接続すると、一気に伝わります。
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