前回は、自分の転職軸からマッチする求人を見つける方法をご紹介しました。
今回は、いよいよエントリーに向けて書類作成のポイントをご紹介します。
正社員の転職活動で必要となる書類は2つです。
1.顔写真付きの履歴書
2.職務経歴書
フリーランスは、上記に加えてスキルシートが必要です。
今回は、履歴書について書くポイントをご紹介します。
履歴書は、転職活動においてあなたの顔と言えるものです。
過去の学歴、職歴は今から変えることはできません。だからこそ、写真の印象や数字にミスがないことが同じような経歴の人たちとの差になります。
具体的なポイントは、4つです。
1.写真の印象
2.パーソナル情報の正確さ
3.学校名、会社名、資格の正式名称を記載する
4.最新の日付にしてエントリーをする
1.写真の印象
写真の印象は1番大切です。
基本ですが、写真スタジオや、証明写真機での撮影をしましょう。最近では証明写真撮影アプリもあるようですが、背景が白や青ではなかったり、自撮り特有の肩のしわがあったりすると印象が悪く、企業へ真剣さが伝わりません。
写真撮影時のポイントとしては、表情、髪型、スーツの清潔感が大事になります。
女性の場合は、撮影後に写真加工するのではなく、化粧で肌の悩みをカバーしてから撮影するのがおすすめです。加工だとどうしても目や輪郭に違和感が出てしまい印象がよくありません。
男性の場合、ひげを剃り、眉毛を整えて、前髪をあげておでこを出すと印象が良くなります。
メガネは、知的なイメージがあるかもしれませんが、写真を撮るときはコンタクトがおすすめです。目の表情がしっかり見えるので、やわらかい印象になります。
また、スーツの着こなしも大切になります。スーツに白シャツを着ることで表情が明るく見えるようにしましょう。
男性はネクタイをされる方も多いと思いますが、ネクタイの色や柄でも相手に与えるイメージは変わってきます。この辺りは、ご自身が相手にどう見られたいかで決めると良いでしょう。
イメージがつかない方は、画像検索をすると良い印象のサンプルが出てくるので参考にしてみてください。
2.パーソナル情報の正確さ
履歴書には、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなどパーソナル情報を記載していきます。
各社、個人情報取扱についての記載があるはずなので、確認後にご記入ください。
よくある間違いとして、生年月日と年齢の不一致、引っ越しをしたため新住所への変更を忘れる、電話番号やメールアドレスの一字違いなどがあります。
住所、電話番号、メールアドレスは、エントリーや内定承諾後に企業からの大切な連絡が届きます。ご自身でのダブルチェックをお願いいたします。これらは、履歴書に限らず打ち込むことが多い情報なので、パソコンのユーザー辞書に「じゅうしょ」と打つとご自身の住所が変換されるように設定しておくと、時短にもなり打ち間違いもなくなります。
3.学校名、会社名、資格の正式名称を記載する
所属していた年月とともに、検索してそれぞれの公式HPで記載のものを参照しましょう。
資格に関しては、呼び方と正式名称が違うことが多いので一般的に運転免許と呼ばれているものは、「普通自動車第一種運転免許」だったり、TOEICは、「TOEIC公開テスト〇〇点取得」と記載しましょう。
4.最新の日付にして使用する
履歴書をエントリーで使用する際はエージェントが最新の日付にしています。
面接時にご自身でデータから印刷していただく際には、面接当日になるように日付を更新しましょう。
以前は、手書きの履歴書の方が印象が良いという意見もありましたが、現在はデジタルで管理しているところが多いです。各社毎に推奨フォーマットがあるのでPCで作成してデータで共有するのをおススメします。
ここまでがポイントです。
履歴書を早く作成することで、エージェントがあなたの基本情報とヒアリングした内容から案件検索をすることができます。
なのでフォーマットを受け取ってすぐに履歴書だけは3日以内の作成をお勧めします。
次回は、職務経歴書の作成ポイントをご紹介します。