コロナ禍を経てテレワークが一般的になると同時に、現在では出社を奨励する企業も増えてきているとのニュースを聞きました。そこで働く場所が多様化してきていることについて調べてみました。
働く場所が多様化した経緯
働く場所が多様化した大きな要因として世界的なCOVID-19のパンデミックがあります。感染抑制対策として家にいることが推奨され、企業は家で仕事をできるように投資を行い政府もこれを支援したことで、テレワークが普及する環境が整いました。
いままでオフィスに出社する働き方しか選択肢がなかった人でも、テレワークする選択肢が生まれたことにより、自分にあった働き方を選択する人が増えました。
在宅のメリット、デメリット
テレワークの従業員側のメリットとして、通勤時間の削減、自分が好きな場所で働くことによるモチベーションの向上、家にいる時間が長くなることで家族との時間が生まれる等があります。
企業側としては、オフィス費用の削減やペーパーレス化によるコスト削減、働く場所を自分で選択できることに魅力を感じる優秀な人材を募集できる等のメリットがあります。
逆にデメリットとしては、周りからの目がないため自己管理が必要になり生産性が落ちる可能性があることや、働く場所や使用している社内ネットワークによっては情報漏洩のリスクが高まることがあります。
オフィスのメリット、デメリット
オフィスに出社する従業員側のメリットとしては、同僚と対面でのコミュニケーションをとることで精神的に安定することや、同僚とのふとした会話からアイデアやイノベーションが生まれることがあります。
企業側のメリットとしては、適切に従業員の労務管理を行えることがあげられます。従業員の労働状況を適切に把握することにより、企業が適切なサポートを行うことができます。
実際に世界的に知られているテック企業が従業員に出社を求める流れがあります。Amazonは2023年2月に従業員に週3回以上のオフィス出社を求めると通達しました。テレワークの広がりに貢献したZoomも週2回の出社を従業員に義務付けると発表しました。
日本でも、出社を求める企業が多くなってきており、特に転職直後には新しい同僚とのコミュニケーションとるためや、業務内容を適切に伝えるためにも出社を促すことが多く、完全在宅の求人は少なくなってきています。
Career Artを利用して自分にあった働き方を選択しよう。
オフィス出社とテレワークそれぞれのメリット・デメリットを把握し、自分に合った選択をできるとよいと思います。
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