【面接対策】②退職理由

前回は面接対策での志望動機を準備しました。

https://career-art.co.jp/2023/06/19/interview-preparation-motivation/

 

今回は、退職理由です。

 

なぜ前職を辞めるのか?は、転職希望先の企業が気にしている部分です。

企業は、長く働き企業を共に成長させていく人材を求めています。そのため、前職を辞めた理由は、入社後に解消できることなのかそうでないのかを、企業側は判断します。

 

例えば、

ある求職者は、休日の使い方を見直したく、シフト休みから土日休みへ働き方を変えることが退職理由でした。

企業側が思うことは、基本土日休みだが全社会議など土曜出勤が発生する場合、それをどのくらいまで許容できる方なのか。面接で深堀して聞かれる部分です。

ご自身がどこまで許容できるのか、今後のキャリアプランを考えておくことで回答を準備することができるでしょう。

 

中には、職場の人間関係で退職される方もいます。

その場合、どんな人間関係ならば働きやすいのかをご自身でイメージしておき、求人票や面接時の逆質問でご自身のイメージと合うかどうか確かめる時間にするのがよいでしょう。

 

例えば、営業において目標もやり方もすべて自分1人で模索しながら行っていた方は、社内の誰かに相談することもノウハウを共有する場もなかったことで行き詰ってしまったことが退職理由でした。

この場合、OJTでのサポートや研修が充実している企業かどうかをポイントに、退職理由を話すと共に一から学んで成長したいことやチームで仕事を進めていきたいという理由を伝えるのがよいでしょう。

 

退職理由は、どうしてもネガティブになりがちですが、どうしたら解消するのか、解消できる部分が企業にあるのか、転職軸との一貫性をもたせてポジティブに伝えられるようにエージェントと模擬面接をして明確にしましょう。

 

もちろん、ポジティブな理由で転職したい方もいると思います。その場合は、なぜこの会社でその理由が実現できると思ったのかを伝えましょう。

・給与を上げたい
→インセンティブ制度など、努力をきちんと評価して還元される制度があるから。など

キャリアアップしたい
→事業内容をみて前職の技術を活かしながら、より専門的な業務ができると思ったから。など

新しいことにチャレンジしたい
→今後の自分のキャリアプランを考えたうえで、前職を継続するのではなく、未経験の業界や業務を経験することに価値があると考えているから。など

 

退職理由は、その人の転職軸や転職への本気度が伝わる大切なアピール部分になるので、十分に練習して自分の言葉で伝えられるようにしましょう。

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次回は、面接対策③受け答えのポイントです。

お楽しみに

 

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