
なぜ転職しようと思ったのか
今回のご相談者は20代前半・匿名。広告代理店でマーケティング職として、運用レポートや効果検証、クライアント対応を担当していました。
「働き方を見直したい。広報のスキルをつけたい」——希望はシンプル。でも当時は月45時間前後の残業。年収は400万円台後半。できれば下げたくない。ここが出発点です。
最初のつまずき
“広告運用”と“社内広報”は、似ているようで見る先が違います。外向けの成果は数字で語りやすいけれど、広報は社内の人に届く言葉をつくる仕事。
さらにご本人は入社3年目。経験が浅いぶん、「広報に活かせる根拠」をどう見せるかが課題でした。
私たちが一緒にやったこと(3つ)
① 職務経歴書を“広報目線”に言い換え
広告の成果を、社内の意思決定が進む形に翻訳しました。
例)「レポートの要点1枚化 → 定例の議論時間◯%短縮」「関係者ヒアリング → 合意までのリードタイム短縮」など、社内コミュニケーション改善として再編集。
② 面接は“結論→根拠→事例”の順で
冒頭30秒で結論を固定。根拠は数字、事例は行動と学び。志望理由は「残業を減らしたい」から一歩進めて、“社員エンゲージメントが上がる広報をしたい”へ。
③ キャリアビジョンを描く
まずはこの転職で実現したいことを整理し、入社をすることで実現可能な案件の提示。
志望動機を案件に合わせてすり合わせを実施しました。
結果とその後
- 内定職種:社内広報(コーポレートコミュニケーション)
- 年収:400万円台後半 → 500万円台前半
- 働き方:残業 45h → 15h/月、自宅から徒歩圏内
- スピード:初回面談から1ヶ月以内で内定
採用企業からの評価ポイントは、「情報を要約し、合意形成までの道筋を描ける」こと。広告運用で磨いた編集力と数字の説明力が、そのまま社内広報の武器になりました。
いま同じ悩みを抱えている方へ
経験が浅くても大丈夫。足りないのは経験量ではなく“見せ方”です。
「自分の経歴、次に活かせるかな?」——その疑問のままでOK。最短ルートを一緒に描きましょう。
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